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2015年4月長野県議会議員選挙立候補者にアンケートを出しました

H25年4月12日に行われる、長野県議会選挙・長野市選挙区立候補予定者に以下のアンケートを送りました。

お送りした方々は以下です。

 

■太田昌孝さん
■風間辰一さん
■鈴木清さん
■高橋宏さん
■竹内久幸さん
■西沢正隆さん
■和田明子さん
■高島陽子さん
■埋橋茂人さん
■鎌倉希旭さん
■中島嘉一郎さん
■松橋建生さん
■宮川好正さん
■山口典久さん
■若狭清史さん

 

ご回答頂きましたアンケート結果はこちらです。

あなたの一票の参考に、是非ご覧ください!

 

お送りしたアンケート文面は以下の通りです。

 

 

 

 

                                    平成27年3月13日

 長野県議会議員候補 ○○ 様
                            放射能からこどもたちを守りたい
                                   りんごほっぺの会 
                         http://ringohoppe-nagano.jimdo.com/
 

                アンケートのお願い

  拝啓 早春の候、皆様ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。

 私たち「りんごほっぺの会」は、長野市を中心に放射能汚染から子ども達を守りたいと活動する母親の集まりです。

 この度は、県議会議員選挙長野市選挙区候補者の皆様に、私達が現在、放射能防護に関し重要な問題だと考える点についてアンケートをお願いし、投票の参考にさせていただきたいと思います。

 

 アンケート結果は、未回答も含めホームページにて4月3日以降公表し、当会以外の方々にも共有させていただきたいと思います。県議会議員になられる方には、放射能について子どもの立場に立って考えていただきたいと期待しております。

 又、りんごほっぺの会の「放射能から子ども達を守る」という活動趣旨からは外れますが、昨年着工されたリニア中央新幹線についてもお伺いしたいことがあり、別紙にて質問を添付いたしました。同時にご回答いただけると幸いです。

 選挙戦を前にご多忙と存じますが、3月27日までにご返信いただけますよう、どうぞ宜しくお願い致します。

 

   アンケート         

 

 1、 福島第一原発事故後の健康被害について

 

 ①福島県では、原発事故のあった年から子どもの甲状腺検査を実施しています。 昨年12月までの調査結果として、甲状腺がん、ないしその疑いがあるという子が合計109人、そのうち87人が手術を受けました。昨年4月から2巡目に入り、2010人を調べたところ、1巡目で何もないとされたA1判定の子が5人、問題ないとされたA2判定の子が3人がんに罹っていました。検討委員会では未だに「被ばくの影響は考えにくい」としています。しかし、実際の数値を見ると、事故前には子どもの甲状腺がんの発生率は100万人に1人か2人と言われていたにもかかわらず、昨年末までの一巡目の検査結果では既に、360倍に増えています。このことについて、どうお考えになりますか?

 

 A:被ばくによる健康被害の可能性がある  

 B:被ばくの影響とは考えにくい  

 C:その他

 

 理由

 

 

 ②福島では、子どもの甲状腺がん以外にも、心疾患や白内障、白血病の増加も聞こえてきます。チェルノブイリ原発事故での被ばくによる健康障害としてICRP(国際放射線防護委員会)が認めているのは、子どもの甲状腺がんだけです。しかし実際には、事故5年目から循環器系、消化器系、皮膚、筋肉等の様々な病気が増加し、汚染地域では健康な子が2割しかいないという状況が起きており、28年経った今でも手足や頭が痛いと訴える子がいると現地からは報告されています。これについてはウクライナ政府が報告書を出しています。子どもの甲状腺がん以外の諸症状についてどのように思われますか?

 

 A:子どもの甲状腺がん以外の諸症状が起きている可能性がある

 B:被ばくの影響により子どもの甲状腺がん以外の症状は考えにくい

 C:その他

 

 

 2、長野県の原子力災害対策について

 

 ①「長野県地域防災計画原子力災害対策編」によると、「住民等を数時間内に避難や屋内退避等させるための基準」は、国の指針に沿って500μ㏜/hです。しかし、この値は、2時間その場所にいるだけで、年間許容量の1m㏜/hになる数値です。このように高い基準値で、住民の健康と命を守ることができると思われますか?

 

 A:避難基準は適切だと思う      

 B:思わない

 

 その理由をお書きください

 

 ②福島での原発事故の際には、放出された放射性物質の90%以上が太平洋に降下したそうです。季節や風向きにもよりますが、世界最大出力の柏崎刈羽原発で重大事故が起こった場合、放射性物質のほとんどが内陸に向かうことが予想されます。柏崎刈羽原発は長野県でも50km圏にかかっているところがあり、もしも重大事故が起これば、特に北信地方は甚大な被害を免れないと思われます。

 長野県防災会議原子力災害対策部会作業部会の中で「原子力施設の設置県、原子力施設から30km圏内における対応は規制委員会から指針が出されているが、それ以外は具体的な指針は期待できない為、長野県として独自の指針をつくり上げていく必要がある」といったことが話されています。しかし、その後の議事録を見る限り、住民への情報提供や避難、屋内退避等の初期対応について、具体的な検討はほとんどなされていないようです。 私たちは、早急に原子力災害事故における住民への具体的な対応の指針を決めるべきと考えますが、どのようなご意見をお持ちでしょうか?

 

 A:早急に決める必要がある     

 B:決める必要はあるが急がなくてよい

 C:国の指針があれば十分

 

 ご意見をお書きください

 

 

 3、 陳情や請願の扱いについて 私ども「りんごほっぺの会」では何度か陳情や請願を県議会に提出し、委員会の傍聴もさせて頂きました。その際に驚いたのは、請願や陳情の内容について理解・調査をせずに、審議に臨んでいると思われる議員の方々の存在でした。県民からの請願や陳情は、その内容について各々が調べるなど、真剣に取り扱うのが、行政に対して県民の意見を代表する議員の方々の責務であると思います。

 議員になった際にそういった現状をどう変えていこうと思われますか。 具体的な対策としての意見をお聞かせください。

 例:継続審議案件は、担当制としグループ討議をする。必要に応じ勉強会を行う。など

 

 A:請願、陳情の取り扱いについて変えていく必要があると思う    

 B:思わない

 

 理由や具体策をお聞かせください

 

 

 4、その他ご意見、県政への意気込みを教えてください。

 

 

 5、今後、私たちりんごほっぺの会と懇談していただけますか?  

 はい(連絡先:                )     いいえ

 

 

 

 

 昨年着工されたリニア中央新幹線についても、疑問や不安に感じる点があります。

 南アルプスを掘削することによる自然破壊、水源破壊、工事騒音など、多くの問題を抱えるリニア中央新幹線計画ですが、日本一のウラン埋蔵地東濃地域を掘ることにより、残土による放射能の問題も浮上しており心配です。 リニア中央新幹線についてどのようにお考えですか?

 

 

 

 

 

 

ご協力ありがとうございました。